2016年7月号「29,000 vs 37,000」

6月は恒例のナイアガラの滝でのカナダ老人カンファレンスに行って参りました。毎年高齢化社会への警鐘として新しい情報を頂いてきます。Silver Tsunamiと言われる高齢者の波を止めるすべはなく、ならばどう対応するか。リタイアをした後に最初の12年はGo Go Yearが始まり、その次がSlow Go Yearになり、最後がNo Go Yearになると言っていました。上手いことを言うな!

と、このカンファレンスと同時にトロントに住む日本人の方にバンクーバーで行っている訪問介護の事例をお話させて頂く機会を得ました。その中で、オンタリオ州の統計を調べてみたところ、実は日本語を話す方の人口が29,000人。オンタリオ州の0.2%に過ぎないことがわかりました。それに比べてバンクーバーの日本語を話す方の人口が37,000人で、BC州の1.4%です。案外バンクーバー在住の方が多いことが新しい発見でした。

どちらにしてもカナダ国において日本人はマイノリティであることにはかわらず、だとすれば勿論政府が何かしてくれる(例えば、日本語に翻訳したパンフレットをつくる)などは考えにくく、だからこそ日本人のお年寄りが困っているならば自分たちで何とかしないといけませんと強く主張しました。

現在トロントはまだ日本人の為の訪問介護会社はありません。多分高齢で困っている方がたくさん地域にいるのだろう。。。という辺りで止まっています。私たちニコニコホームケアも初めはニーズがあるか分からず、「思い」だけで発進した会社でした。しかし結果としてニーズはたくさんありました。だからトロントの皆さんにもとにかくやってみることをお薦めしました。バンクーバーとトロントで東西介護ネットワーク、なんていいですね。Go Goトロント!(続く)

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