2016年4月号「17名と19名」

出来るだけ住み慣れた家で長く過すお手伝いを!」と、バンクーバーホークケアネットワーク社の訪問介護サービスが本格的に始まり8ヶ月が過ぎました。現在までにバンクーバー全域において17名の方にご利用頂き、そして19名の日本人介護士とヘルパーが掃除、料理、お風呂介助などのサポートをさせて頂いています。

更に新たなチャンスとして老人施設での仕事が決まりました。日本人介護士の腕の見せ所です。と言うのも、この施設で働いているカナダ人の介護士に「何故足のリハビリをするのだ?それは理学療法士の仕事で介護士の仕事ではない」と先日言われました。私は「それは違うと思う。私達介護士/看護師の仕事は対象者を大きく捉え、時に運動、時に傾聴、時に食事、排泄、その全てが対象者の生活の質を上げる」と言いました。その介護士は「私は10人以上の受け持ち患者がいて、そんな時間がない」と言いました。

正直私が病院で働いていた時、私も同じことを言っていました。その度に「何かおかしい?」と思いながら業務をこなすことで精一杯でした。今こうやってその現場から離れ、やっと私達らしい介護/看護をさせて頂く場を得ました。実際に私たちと週2回体操をしている利用者の方が車椅子から現在は歩行器で歩くことができるようになりました!勿論ミラクルはご本人の努力あってのことです。しかし時に厳しく励まし続けた介護士の功績は大きいと考えます。どうやら、このミラクルを老人施設で披露する時が来たようです。楽しみです。(続く)

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