🌟 The Art and Science of Nursing: A Story from the Heart 🌟
今日はカナダと日本のナースとして30年、いつも思う事をお話します。
学生時代に聖路加看護大学の日野原先生の本を読みました。その最初の一文が「看護はアートである」と。大学を受験した時は理系でした。よって科学的な思考がナーシングには求められていた時でしたが、ずばり日野原先生はアートだとおっしゃいました。
私はそれ以来、どちらが正しいのだろうと模索していましたが、今はどちらも必要だと感じています。
先日酸素飽和度が下がったクライエント様がいました。私の後輩から今すぐに病院に連れていった方が良いかと相談されましたが、私はこのクライエント様と長い付き合いでしたので、呼吸苦もないので、先ずはポジションを整えて深呼吸をするところから始めました。結果としてクライエント様も私を良く知っているので笑顔で指示に従ってくださり、呼吸状態が改善しました。
こんな時に後輩が数字を見て、呼吸が大変だと思うことは正しいです。そう教育を受けました。ただし、もしかするとそのデータだけではない部分があるのではないか?それが看護のアートの部分だと思うのです。
シフト終わりには、後輩からとてもよい勉強になりましたと言ってもらい、ちょっと恥ずかしくなりました。でもきっと何かを感じてくれたならば、後輩は良いナースになると思いました。
このアートも科学も必要となる看護という分野はとても深いです。30年どっぷりつかっていますが、本当にやりがいのある分野ですし、楽しいです。ちょっとしたサポートでまだまだご自宅で頑張れる方がたくさんいると思うと、まだまだ私も頑張りたいなと思います。
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